第1回 どうする桶狭間
- 放送日
- 2023年1月8日(日)
- 18:00 – 19:00 BSP BS4K
- 20:00 – 21:00
- 再放送
- 2023年1月14日(土)13:05 – 14:05
- 放送局
- NHK 総合|BSプレミアム|BS4K
- あらすじ
武士が激しい領土争いを繰り広げていた戦国時代。尊敬する今川義元(野村萬斎)のもとで、人質ながらも楽しい生活を送っていた松平元康、のちの徳川家康(松本潤)は、心優しい姫・瀬名(有村架純)と恋に落ちる。このまま幸せな日々が続くと信じていたある日、織田信長(岡田准一)が領地に攻め込み、元康は重要なミッションを任される。命からがら任務を果たしたものの、戦場のど真ん中でまさかの知らせが! どうする元康⁉
大河ドラマ「どうする家康」-NHK
超ざっくり用語集
大河ドラマ初心者の運営人が予習中につまづいた語句+αを物語に沿って載せていきます。間違っていたら教えて欲しいぐらいの「何となくこんな感じかな~?」レベルの“超”ざっくり用語集です。放送未視聴でネタバレ回避されている方は閲覧ご注意ください。
シーン1:ナレーション
三河国の国衆 松平次郎三郎元信と名乗られし君はそのころ
大河ドラマ「どうする家康」第1回より
- 語国衆
- 意
大名が県知事だとしたら市町村長、大企業だとしたら傘下の中小企業なイメージ。自分の領地を独自支配するけども自力だけで維持していくのはちょっと厳しいから大名に服属して守ってもらう。
シーン2:強制連行される元信
七之助 「いいところを見せてくだされ 殿」
大河ドラマ「どうする家康」第1回より
元信 「ちょっと 厠へ行ってから……」
数正 「さような暇はござらぬ」
- 語厠
- 意
トイレ。
シーン3:今川義元の登場
義元 「氏真! その辺にしておいてまいれ」
大河ドラマ「どうする家康」第1回より
元信 「た…… 太守様!」
氏真 「父上 ご高覧たまわり恐悦至極」
義元 「なんの 通りすがりよ」
- 語太守
- 意
時代によって意味合いが微妙に違うけど複数の国を守護する者に対する称号。義元は駿河と遠江を支配する守護大名4。
- 語ご高覧
- 意
「高覧」は相手の「見る」という動作に対する尊敬語なので、さらに尊敬の意味をあらわす“ご”を付けると最大級に相手を敬う表現になる。
- 語恐悦至極
- 意
喜びと敬意をあらわす謙譲語。恐れ多い気持ちでこの上ない喜びを伝える四字熟語。
シーン4:瀬名との出会い
元信 「言わないでくだされ!」
大河ドラマ「どうする家康」第1回より
瀬名 「うん?」
元信 「私が かような遊びをしていたこと 誰にも言わないでくだされ!」
瀬名 「なぜ? よいではありませぬか」
- 語かような
- 意
このような。
シーン6:家臣との再会
忠次 「若! 若! いいや 殿! お懐かしゅうござりまする! 某を覚えておられますか? 左衛門尉でござる! 左衛門尉忠次!」
大河ドラマ「どうする家康」第1回より
- 語某
- 意
わたくし。
- 語左衛門尉
- 意
官職名のひとつ。室町時代以降は朝廷の権威が失墜して官位官職が有名無実化したため、武士階級においては朝廷から正式に賜っていない官位官職を仮名・官名として勝手に自称することもあった。ちなみにこうした自称名を「百官名」という。
シーン8:個性豊かな三河衆
忠世 「三河一の色男 大久保忠世に候」
大河ドラマ「どうする家康」第1回より
元信 「いや すまぬ」
忠世 「う~ん…… すこ~し鬢が薄くなり申したからのう」
- 語鬢
- 意
左右側面の髪。
シーン9:今川親子
氏真 「かねて お願い申し上げたる儀につき 改めて お伺いに参りましてござりまする」
大河ドラマ「どうする家康」第1回より
義元 「側室をとるということか」
シーン12:ナレーション
名を松平蔵人佐元康と改められ……
大河ドラマ「どうする家康」第1回より
- 語蔵人佐
- 意
官職名のひとつ。室町時代以降は朝廷の権威が失墜して官位官職が有名無実化したため、武士階級においては朝廷から正式に賜っていない官位官職を仮名・官名として勝手に自称することもあった。ちなみにこうした自称名を「百官名」という。官職としての蔵人は「くろうど」と呼ぶが、百官名としてこの名がついた人物を呼ぶ場合は「くらんど」とも呼ぶ。
シーン13:ナレーション
ご嫡男 竹千代殿を授かり 大変 厳しく しつけられました
大河ドラマ「どうする家康」第1回より
- 語嫡男
- 意
正室が生んだ最初の男子。
シーン14:瀬名の願い
瀬名 「瀬名は 殿を戦に行かせず 共に隠れてしまおうかなどと思うたぐらいです」
大河ドラマ「どうする家康」第1回より
元康 「隠れる?」
瀬名 「どこかへ こっそり落ち延びようか なんて」
- 語落ち延び
- 意
安全なところまで逃げ切ること。
シーン15:いざ出陣
元康 「皆の者! 一気呵成に砦を抜く!」
大河ドラマ「どうする家康」第1回より
- 語一気呵成
- 意
勢いよく一気に(または大急ぎで)物事を成し遂げること。
シーン16:殿を守れ
忠次 「しんがりをつかまつる!」
大河ドラマ「どうする家康」第1回より
数正 「同じく! 殿 先を急がれよ!」
- 語しんがり
- 意
軍の最後尾で敵軍の追撃を防ぐこと、またはその部隊や指揮官のこと。漢字では「殿」と書くが、これは「殿」が「臀」の原字に通じる文字で「尻」の意味を持つことからである。
シーン17:任務完遂
元康 「お務め 大義でございました」
大河ドラマ「どうする家康」第1回より
- 語大義
- 意
重大なこと、大事なこと、やっかいなこと等々。「大儀でございました」を現代風に言うなら「お疲れ様でした」とか「ご苦労様でした」。
シーン18:武勇伝
忠世 「立ちはだかる敵の雑兵をな バッサバッサと……」
大河ドラマ「どうする家康」第1回より
- 語雑兵
- 意
身分の低い兵士。武士の正式な配下である足軽とは違い、戦ごとに金銭で雇われる傭兵。
シーン19:待機中
元忠 「一体どうなっておるんじゃ! なにゆえ 太守様は お見えにならぬ!」
大河ドラマ「どうする家康」第1回より
数正 「落ち着け! 物見を走らせておる」
- 語物見
- 意
戦場で偵察をしたり見張りをしたりすること、またはその任務に当たる者。
シーン20:物見より報告
物見 「──また…… 総大将 治部大輔殿……」
大河ドラマ「どうする家康」第1回より
- 語治部大輔
- 意
官職名のひとつ。室町時代以降は朝廷の権威が失墜して官位官職が有名無実化したため、武士階級においては朝廷から正式に賜っていない官位官職を仮名・官名として勝手に自称することもあった。
シーン21:嘘か真か
元康 「織田方の 織田の 織田の 織田の…… 謀じゃ!」
大河ドラマ「どうする家康」第1回より
- 語謀
- 意
計略、策略。
シーン22:どうする三河衆
忠次 「この城を勝手に捨てて ええものか……」
大河ドラマ「どうする家康」第1回より
数正 「いやいや お下知に背いたと見なされるであろう」
- 語下知
- 意
上から下への指図、命令、言いつけ。
シーン23:波打ち際で
元康 「主君と知っての狼藉か!」
大河ドラマ「どうする家康」第1回より
- 語狼藉
- 意
無礼な行為。
シーン24:甥の罪は叔父の罪
忠真 「この場で手討ちにし わしも腹をかっさばいて……!」
大河ドラマ「どうする家康」第1回より
数正 「待たれよ のんべえ殿!」
- 語手討ち
- 意
武士が無礼をはたらいた者を自分の手で斬り殺すこと。
以上、第1回の超ざっくり用語集でした。セリフの意味が少しぐらい分からなくてもドラマを見るのに支障はないかもしれない。でもどうせ見るなら100%楽しみたい!という気持ちで、今後も本編放送後にUPしていきたいと思います。そのうち公式サイトでも用語集を出してくれるかもしれませんが、それはそれこれはこれということで。