第4回 清須でどうする!
- 放送日
- 2023年1月29日(日)
- 18:00 – 18:45 BSP BS4K
- 20:00 – 20:45
- 再放送
- 2023年2月4日(土)13:05 – 13:50
- 放送局
- NHK 総合|BSプレミアム|BS4K
- あらすじ
松平元康(松本潤)は信長(岡田准一)が待つ尾張・清須城へ向かった。幼きころに織田に捕らえられていた元康は、信長から再会のあいさつ代わりに相撲の相手を命ぜられる。くせ者・木下藤吉郎(ムロツヨシ)や信長の妹・市(北川景子)を紹介される中、信長から盟約を結ぶ代わりに、驚くべき条件を提示される。一方、駿府に残された元康の妻・瀬名(有村架純)は、今川氏真(溝端淳平)から元康と離縁して、側室になれと迫られる。
大河ドラマ「どうする家康」-NHK
超ざっくり用語集
大河ドラマ初心者の運営人が予習中につまづいた語句+αを物語に沿って載せていきます。間違っていたら教えて欲しいぐらいの、「何となくこんな感じかな~?」レベルの“超”ざっくり用語集です。放送未視聴でネタバレ回避されている方は閲覧ご注意ください。
シーン1:狼と対面
信長 「織田上総介信長である」
大河ドラマ「どうする家康」第4回より
- 語上総介
- 意
官職名のひとつ。室町時代以降は朝廷の権威が失墜して官位官職が有名無実化したため、武士階級においては朝廷から正式に賜っていない官位官職を仮名・官名として勝手に自称することもあった。
シーン2:相撲
藤吉郎 「せっつき! せっつき! せっつき!」
大河ドラマ「どうする家康」第4回より
勝家 「せっつき!」
- 語せっつき(or せつき=背付き?)
- ?
字幕では「せっつき」となっていますが、インターネット検索はヒットせず、広辞苑や古語辞典等でも見つけられなかったんですよね。状況から推測していくと元康が信長に抑え込まれて背中が地に付いているので「せつき=背付き」かもしれないと考えたのですが、どうでしょう。よくよく聞くと、藤吉郎の場合は連呼するせいで小さい「っ」が入ったように聞こえますが、勝家の方は「せつき」に聞こえるんですよね…。
シーン3:男であれば
お市 「つい 童のような物言いに戻ってしまいました」
大河ドラマ「どうする家康」第4回より
- 語童
- 意
10歳前後の子供。
シーン4:氏真の情け
氏真 「不忠者を出したるは 一族の罪である」
大河ドラマ「どうする家康」第4回より
- 語不忠者
- 意
国家や主君にそむいたり、不利益になることを行なったりする者。
シーン5:物の見方
信長 「肝要なるは 両家の結び付きを確かなものにすることじゃ」
大河ドラマ「どうする家康」第4回より
- 語肝要
- 意
非常に大切なこと。最も必要なこと。
元康 「私は 臣下の礼を取りに来たのではございませぬ
大河ドラマ「どうする家康」第4回より
織田の軍門に下ったわけでもありませぬ」
- 語臣下の礼
- 意
臣従1の態度を見せること。
- 語軍門に下る
- 意
敵に敗れて降参すること。
シーン6:お家存続の代償
氏純 「妻という立場ではない ご奉公じゃ」
大河ドラマ「どうする家康」第4回より
巴 「それは… 夜伽役ということでございますか?
遊び女扱いさせるということでございますか!?」
- 語ご奉公
- 意
国家や主人に仕えること。
- 語夜伽
- 意
男性の求めに従って、夜の共寝をすること。
- 語遊び女
- 意
宴席で舞いを舞ったり、寝所で客の相手をしたりすることを生業とする女性。
シーン7:守り袋の中身
瀬名 「氏真様の武運長久をお祈りするための……」
大河ドラマ「どうする家康」第4回より
- 語武運長久
- 意
戦いや争いに行く人の武運が長く続いて、いつまでも無事であること。
シーン8:それぞれに心苦しい二人
元康 「申し上げたき儀がございます」
大河ドラマ「どうする家康」第4回より
- 語儀
- 意
こと。ことがら。(※この場面において。他意あり)
シーン9:決意
信長 「つまり お主は織田との盟約を取りやめ 今川に戻りたいと そう申すか」
大河ドラマ「どうする家康」第4回より
- 語盟約
- 意
固く誓って約束すること。固い約束。
元康 「ただただ 兄上と結びし約定を しっかりと果たすまで」
大河ドラマ「どうする家康」第4回より
- 語約定
- 意
約束して決めること。取り決めを交わすこと。
以上、第4回の超ざっくり用語集でした。木下藤吉郎(=豊臣秀吉)の登場で三英傑が揃いましたね。初登場シーンから曲者感がかなり出ていたように思います。そして白兎から少しずつ脱却中の元康くん。信長との総合格闘技のような相撲も、お市とのお手合わせも、しっかり反撃していて見応えがありましたけど、まだまだ伸びしろたっぷりですからねー。本当に楽しみです。そして今回は元康を想う二人の女性、瀬名とお市が辛くて切なかった…。切られた木彫りの兎を握りしめながら声を殺して何度も床を拳で叩く元康にも胸が締め付けられました。あと余談になりますが、運営人はラストの氏真のセリフ「さいこうのみちをゆく」を「最高の道をゆく」だと思ってました。(正しくは「再興の道をゆく」)